歓迎のことば

広島市長　平岡敬

JOCジュニアオリンピックカップ第5回全国中学生なぎなた大会が、全国各地からなぎなたを愛好する中学生の皆様をお迎えし、盛大に開催されますことは、誠に喜ばしい限りであり、市民とともに心から歓迎申し上げます。

本大会に参加される全国から選ばれた選手の皆様には、日ごろから鍛えられた力と技を遺憾なく発揮し、中学生らしくさわやかで若さあふれる演技・試合を展開していただき、市民の皆様に感動を与え、中学生の素晴らしい姿を示してください。そして、この大会が、選手相互の友情を深め、新しい仲間との出会いの場となり、みなさんにとって思い出深いものとなるよう願っております。

さて、本市は、21世紀に向け世界恒久平和の願いを新たにするとともに、「世界に輝く人間賛歌都市」の実現を行動目標の理念に掲げ、世界の人々に勇気と希望を与える都市づくりを目指しております。来広された皆様におかれましては、この機会に「ヒロシマの願い」に接していただき、広島市民との親交を深めていただげれば幸いでございます。

終わりに、本大会の開催にあたり御尽力されました関係者の皆様に敬意を表しますとともに感謝を申し上げ、本大会の御成功となぎなた競技の一層の御発展を祈念いたしまして、歓迎のことばといたします。

歓迎のことば

広島県なぎなた連盟

会長　日吉冨美夫

全国各地から多数の監督・選手並びに役員の皆様方をお迎えし、国際平和都市『ひろしま』で「JOCジュニアオリンピックカップ第5回全国中学生なぎなた大会」を開催できますことは、このうえもない喜びであり、心から歓迎申し上げます。

昨今なぎなたは、国際スポーツとして大きく発展しようとしており、1995年には、第1回世界なぎなた選手権大会が8か国からの選手を迎えて東京都において開催されました。1999年にはパリで第2回大会が開催されます。外国人が武道に魅せられる現在において、本大会は、ジュニアにおける最高峰の大会として位置づけられており、世界に羽ばたき、なぎなた界の将来を担う中学生の大会です。日本古来のすばらしい武道「なぎなた」に誇りをもって励み、国際人として大きく成長してほしいと願っております。

選手の皆さん、日頃鍛えた「心・技・体」を十二分に発揮し、友情を深め、交流の輪を一層広げましょう。

広島には、1996年12月に世界遺産に登録された「広島平和記念碑（原爆ドーム）」と「厳島神社」があります。この機会にぜひとも立ち寄られ、平和について考えたり、平安文化に触れたりと、多感な中学時代の思い出をつくっていただければと思います。

終わりに、本大会の開催に当たり、ご尽力下さいました皆様に深く感謝申し上げ、歓迎のことばといたします。

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